約1年の育休から復帰しました。

二人目ですので、このステーションで2度の育休と復帰です。

今回は、当ステーションで育休明けの復帰がどのようにしてスムーズに行われているのかを、わたしのケースからご紹介したいと思います。

 

まず、復帰する前にしたことは、ステーション内のヒアリングです。

上司と電話やメールで、利用者の状況やステーションの様子、スタッフの異動などの育休中のステーションの変化といった情報が入ることで、復帰後のイメージがわいてシミュレーションすることができました。

また、上司との面談の時間を設けてもらって、双方の働き方の希望をお互いに話し合いました。

”がんばりすぎない””長く続けていく”ために、わたしは9時~16時の時短勤務を利用させてもらっています。

過度にプレッシャーがかからないように、それでも、居場所があるという安心感が得られるように配慮してもらったことはとっても大きかったです。

復帰できる場所があるということ、待っている人、働ける環境に感謝です。

ロッカーも訪問バッグも、片づけられずに1年間そのままでいたこともありがたかったですね。

 

次に、復帰してから工夫していることです。

なによりスケジュール管理です。

働く時間が限られているので、訪問看護の件数自体の仕事量が減る分、いまの働き方だからこそ”できること””得られるもの”を意識していきたいと思っています。

集中して仕事するので、生産性はある程度上がっているといえるようになりたいですね。

復帰早々には、東京都福祉保健財団主催の訪問看護ステーション管理者・指導者育成研修を受講したので、業務の効率化などを提案することにも充てるようにしています。

職場にいなくても通勤や寝かしつけの時間に考えられるので、時間をうまく使えます。

また、週に1回の16時からのミーティングには参加するようにしています。

事例検討会や勉強会が積極的に行われているので、ステーション全体のことを把握できたりステーションの中で学べる機会を大切にしたいと思っています。

 

まだまだ育休が取れる訪問看護師の方が少なく、復帰したくても条件が合わなくて続けられずに泣く泣く断念した方もいるかもしれません。

制約が多い中で働くことで、出産前には得られなかったスキルが身に付くこともあるはずです。

子育て経験がメリットになる!と、今後仲間が増えることをのぞんでいます。