12月も半ばすぎ、今年も終わろうとしています。今年こそはまめにブログの更新を決意したのに、半年近くご無沙汰をしていしまいました。頭の隅に何時もあって気になっていたものの、なかなかこのページを開くことができませんでした。本当に反省しきりです。これから頑張ります!!

 今、内臓の癌で外来で化学療法を受けてながら療養されている利用者さんを受け持っています。徐々に食欲が落ち、痩せてきています。1カ月前の退院したばかり頃は、食欲が戻って奥さまの手料理を「おいしい」とよく召し上がっていました。しかし、このところ抗がん剤の内服も始まり倦怠感が強くなり、横になっている時間が多くなり、意欲の低下も見られています。食事について話していたとこところ、「検査で退院する前に比べて、癌が大きくなっているって言割れてね。栄養をとると癌も大きくなるって言われたんだよね。あの頃(退院後)は肉を中心に食べていたんだよ。だからかな。今は魚中心にしてる。あまり栄養をとると、だめなんだよね・・・」と。

 確かに、癌細胞は自分自身が生きるために、特別なエネルギーが必要でたんぱく質や脂肪などを崩壊させ、自分に必要なエネルギーに変えると言われています。しかし、、患者さん自身も治療に耐えうるだけの体力が必要です。そうなると栄養をどのように考えたらいいのでしょうか?主治医に言われた“がんが大ききなる”の言葉は患者さん自身に大きく響いています。どのように栄養をとることが、治療を継続しうる体力を維持し、癌を大きくさせないのでしょうか?そこまで説明してほしかったと思ってしまいます。治療の副作用にに耐えながら頑張っているのですから、治療効果を期待するのは当然のことだと思います。思うような効果が出なければ不安も大きくなり、食事も思うようにとれなくなることでしょう。その上、栄養ががんを大きくすると言われれば、なおさら食事に困ってしまいます。私も言葉に詰まってしまいました。一度、主治医の先生にこちらから相談してみようと考えています。そのためには、私自身も勉強し始めました。化学療法中の栄養管理について、何か情報があれば教えて下さい。

 話は変わりますが、表参道のイルミネーションも始まっています。昨年に比べ、電球の数は減ったそうですがとてもきれいです。(電球はもちろんLED) お時間のある方はぜひ見に来て下さい。今週の土曜日の16時から17時にはアカペラコンサートがこのビルのエントランスの外側で行われるそうです。年末を控え、忙しい日々が続くでしょうが、ちょっと一息ついてみませんか?