投稿日 2025/11/05

災害感染

【情報発信】クマ出没に伴う各種対策について

近時のクマによる被害の多様化・広域化に対し政府は令和7年10月30日「クマ被害対策等に関する関係閣僚会議」を開催しました。
一部地域の訪問看護師の方々におかれては、出没地域に居住する利用者に訪問看護を提供するため、本来近づくことが推奨されない地域に訪問することもあると思います。私共にも現場からの不安の声が届いており、当財団としても訪問看護師の皆様の安全を願ってやみません。少しでも助けになればと、いち早く情報発信できるよう専用ページを作成しました。
なお、地域ごとの対策の内容は、都道府県・市町村単位で取りまとめられていますので、是非、そちらもご確認いただくようお願いいたします。

 

  2)出没時の対応
      ☞クマが出没した際の対応は関係する法令に基づく使用許可等がないとできないものが多いです
       マニュアルで整理されている専門家が実施する各対応方法の特徴や状況等の整理は以下となります
       なお、文部科学省の事務連絡では、児童への携帯用品として
        ・「クマよけベル」や「空のペットボトル(パコパコという音が嫌い)」
       が記載されており、「食べ物を持ち歩かない」ことも重要です
       また、クマが近くにいるサイン
        ・糞がある(人間と同じかちょっと大きめ)
        ・足跡がある(幅は成獣で7~13㎝))
       があったら、その場から離れましょう。
       そして、訪問看護の提供が可能か、医師・ケアマネジャー、行政の方と相談し検討しましょう
 

  3)クマ類に遭遇した際にとるべき行動
       ☞警察庁の通達からは、クマによる人身被害において、顔面を含む頭頸部の損傷によって重症に至る事例が多く確認
        されているとのことです。警察の対処にあたっては、ヘルメットを装着するなどが記載されています
        マニュアルをもとに遭遇した際にとるべき行動をチラシとしてまとめましたのでご確認ください
 

   

 

  • クマの生態と現状(クマ類の出没対応マニュアルー改訂版ーより抜粋)
     

  • その他
    お困りのことなどございましたら、必ずしも解決・対応ができる訳ではございませんが、これまで対処の経験がない事案のため、こちらより情報提供をお願いいたします

 

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