中小企業庁・厚生労働省より賃上げ・最低賃金対応に向けた「中小・小規模事業者への支援策について」通達がありましたので、お知らせします。

今年の最低賃金の引き上げについては、過去にない高水準である全国加重平均 1,121 円（引き上げ率：6.3％）となりました。
中小企業庁においては、引き続き、賃上げ原資の確保に向けて手元の資金を確保できるようにするため、
価格転嫁対策については、中小受託取引適正化法（取適法）の来年 1 月の施行に向けて着実な対応を進め、
予算・税制面では、最低賃金引上げの影響を受ける中小・小規模事業者に対する支援として、IT 導入補助金において、要件の緩和や審査における優遇措置を講じて支援します。
また、赤字企業でも繰越控除により利用できる賃上げ促進税制、生産性革命事業等による支援を進める予定です。
この度、IT導入補助金の申請受付が10月31日より開始されました。
詳細はこちらの特設サイトをご確認ください。

なお、従業員（常勤者）が100人以下の営利法人・医療法人・社会福祉法人・財団、社団法人等で訪問看護事業を展開している場合にもサービス業（医療・介護含む）として申請が可能です。

【その他、参考情報】
・賃上げ・最低賃金対応支援に係る特設 HP の公開
支援策の更なる周知のため、賃上げ・最低賃金対応支援に係る特設 HP が公開されました
賃上げ支援シミュレーションなどが可能です
《リンク》｜ 中小企業庁　特設サイト