平成27年度介護報酬改定の概要を速報でお知らせします。なお、詳細はおって通知等が発出されますので、本財団のホームページ等をご覧ください。
今回の改定では、基本報酬は据え置きとなり、重度要介護者の療養生活支援継続のために以下の加算が新設されます。
※3~6時間サービス:1,007単位、6~8時間サービス:1,511単位

1.個別送迎体制強化加算:210単位/日(新設)

●算定要件

  • 指定療養通所介護事業所における2名以上の従事者により、個別に送迎を行っていること。 
  • 当該従事者のうち1名は、看護師又は准看護師であること。

 

2.入浴介助体制強化加算:60単位/日(新設)

●算定要件

  • 指定療養通所介護事業所における2名以上の従事者により、個別に入浴介助を行っていること。
  • 当該従事者のうち1名は、看護師又は准看護師であること。

 

運営基準の見直し

●平成28年度に地域密着型サービスへ移行することに伴い、地域との連携や運営の透明性を確保するために、「運営推進会議」を設置する。現行の「安全・サービス提供管理委員会」は継続する。

●療養通所介護事業所の設備を利用して、介護保険制度外の夜間及び深夜のサービス(宿泊サービス)を実施している事業所については届出を求めることとし、事故報告の仕組みを設けるとともに、情報公表を推進する。