「モニタリング」-確実なケアの実践に欠かせないプロセスです-
モニタリングは、ケアマネジャーが、計画どおりにケアプランが遂行されているか、サービス提供者の活動の進展具合を監視することをいいます。ケアマネジャーがケアプランを作り上げたと満足しても、モニタリングが行われなくては、実効あるケアプランかどうか確認できません。
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- モニタリングの目的
- 各サービスが計画どおりに実施されているか
- 利用者のニーズを満たす方向性でケアがなされているか
- 援助目標に沿ってケアがなされているか
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- モニタリングの内容
- サービス計画の実施状況を判断する
- サービスやサポート内容が適切であったかどうかを確認する
- 利用者に新しいニーズやトラブルが発生していないかを確認する
- ケア内容が適切であったかを判断する
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- モニタリングの時期
- 早期サービス微調整のモニタリング:ケア実施直後に行う
- 一定期間を定めた定期的・継続モニタリング:次のアセスメントまでの3ヶ月、6ヶ月毎に行う
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- モニタリングの実際
- 財団方式、「モニタリング・評価とケアプランの修正」様式を使用して実施する。