2017年10月3日、憲政記念館において、「ひまわり褒章」授与式がありました。母子保健や子育て支援分野における活動を評価していただき授章に至りました。著明な方々の中で非常に緊張し、汗が沢山出ました。

地域包括ケアシステムが発足して以後年々そのあり方が深化してまいりましたが、昨今では高齢化の対策のみでは解決できない多様な問題が発生しています。少子化や貧困、子育て、障害、これらは高齢者の問題と共に考えなくてはならない事です。

実践の場においてお会いする方々の中には、育児と介護を両立している家庭や、障害のあるお子さんを育てているお母様が疾病がある家庭など、多様な問題が家庭の中で存在しています。これからは高齢者支援のみならず、子育て、障害もひとまとまりに支援していくことが大切ですね。

さて、頂いた楯は透明な水色でとてもきれいでした。頂く時、松井副会長さんが、「重いよ」とおっしゃいました。
本当にずっしりと重かったのですが、一方で自らの責任の重さもずっしりと感じました。
愛おしい子どもたちのために今後も尽力してまいりたいと思います。

所長 田中道子