平成29年2月16日発信

<「歌と元気の宅配便」を仮設住宅の集会室にて開催しました。>

1月28日、訪問看護財団名取事務所では、歌手かとうれい子さん、作詞・作曲家たきのえいじさんを迎え、午前中は箱塚屋敷、午後に美田園第1仮設内の集会所において「歌と元気の宅配便」と題したミニライブ&トークを開催しました。箱塚屋敷には22名、美田園第26名の計48名の住民とスタッフ8名が参加しました。
今、東北は雪景色の中に紅梅がよく映える時期で、春はまだ遠くへ感じるのですが、住民さん、支援員さん、財団の職員みんなが、昭和の歌を聴きながら、空気よりも澄んだ透き通る、素敵なかとうさんの歌声やギター演奏に参加者全員で感動しました。又かとうさんのトークもおもしろく、かとうさんの趣味である「アリの話」などでとても和みました。春になってアリがすがたをあらわすと、きっとかとうさんのことを思い出すでしょう。あっという間に時間が過ぎてしまいました。
最後にかとうさんが歌う「人明かり」という、訪問看護のテーマソングをみんなで合唱し、「希望をつなぐ明かり」を再確認しました。これからも住民さんたちは仮設での生活が続きます・・・ですが、雪が少しずつとけていくように、震災の記憶が薄れていくことを祈りたいです。(文責:大石・藤村)

かとうれい子さんとたきの先生 名取事務所の看護師たちと
かとうれい子さんとたきの先生 名取事務所の看護師たちと

平成28年12月5日発信

<愛島東部認知症サポーター養成講座>

まわりはすっかり秋景色になりました。
財団の活動は7月の植松入生に続き愛島東部でも9月29日認知症サポーター養成講座を開催しました。出席者仮設住民18名、関係者4名でした。
会をますごとにうらやす劇団の講話や寸劇は楽しくなっています、又、住民さんからの質問もあり、わきあいあいの中で終了しました。
これからも転居などで少しずつ少なくなっていく住民さんたちですが転居先でもコミュニティが作れれば幸いと感じました。(文責:大石)

講師のお話 劇団「うらやす」による寸劇
講師のお話 劇団「うらやす」による寸劇

<箱塚屋敷・箱塚桜仮設合同 健康講話>

平成28年10月19日(水)箱塚屋敷の集会所において、名取市みどり台のひまわりクリニック院長、星勝彦先生による箱塚桜と合同で健康講話を開催しました。講演内容として①糖尿病とは(三大合併症)の話。②に予防のコツとは(食べても良い適量、質、食べる速さ)③こんな患者さんも(18歳男性、60歳女性事例)④まとめ・身体に良いものはこだわり過ぎず・信頼できる掛かりつけ医をみつける・解らない時には専門家に相談などの内容でした。
講演終了後は先生から住民に対する和やか声掛けでとても質問しやすい雰囲気のなか多くの意見飛び交いました。先生の講演は噛み砕いた内容でとてもわかりやすく資料がないぶん先生の顔を見ながら講演を聞けて良かったです。
住民の皆さんからは「大変良かった」「糖尿病予備軍かと思って参加したがあまり気にしない方が良いということで少し安心した」などの感想がありました。予定より参加者が多くあり、住民さんの健康意識の高さを感じました。今回の講演を自身や家族の健康管理にぜひ役立てていただきたいと思いました。(文責:阿部)

財団スタッフによる開会 医師のお話を熱心に聞いています
財団スタッフによる開会 医師のお話を熱心に聞いてます

<『訪問看護サミット2016』に参加して>

11月27日、恒例の『訪問看護サミット』がベルサール新宿ホールで開かれました。
名取事務所から2名での参加となりました。来場者に配布された「看護師のアウトリーチによる被災者支援」の冊子に付随するかたちで、名取事務所の5年間の活動報告をポスターで展示しました。大勢の参加者があり、パネルをいろいろな方に見ていただきました。継時的に目視する人、こんな状況であったなの言葉がありました。
また、会場での会話内容では、「自分がトリアージに参加して、その後どのようになったのか気になるがことがあるし、復興できていることがうれしい」「自分が被災者支援をしたが、地域のことが知らないとなかなか難しい」「支援をする時にすべてを支援するのか、その人の立場を考えての支援と地域の連携が大切である」などの意見がありました。パネルの中でも慰霊塔の高さまでの津波の高さについては、驚く人もいました。状況を思い出しながら防災を振り返る時でもありました。「11月22日の地震で津波による被害はなかったか」などを聞いてくれる参加者もいました。パネルの説明をしながら、災害について参加者の意見を聞くことが出来、さらに自分達のこれまでの振り返る機会にもなりました。激励のお言葉もいただき、励みになりました。
今後何年活動が続くかわかりませんが、今後も必要な支援を頑張って行きたいと思います。(文責:平井、外山)

5年の活動報告をパネル展示 パネルを見た来場者の質問に答えるスタッフ
5年の活動報告をパネル展示 パネルを見た来場者の質問に答えるスタッフ


平成28年9月8日発信

<認知症サポーター養成講座(植松入生団地)を開催しました>

H28年6月29日に植松入生団地にて認知症サポーター養成講座を開催しました。
特別養護老人ホーム施設長 佐々木恵子先生の講話と劇団「うらやす」のみなさんによる寸劇がありました。暑い中、40~80代 17名の住民の方が参加してくださいました。
認知症は私たちにとって、とても身近になってきています。先生のお話では、65歳以上の4人に1人が認知症とその予備軍となるそうです。他人事ではない状況です。みなさん多かれ少なかれ、認知症に対する不安があると思います。「物忘れ」が加齢によるものなのか、認知症によるものなのか、その違いや認知症の方の家族や周囲の人はどうすればいいのか?等 わかりやすい講話と寸劇で学ぶことができました。
住民の方からの事後アンケートでも、わかりやすく理解できたが7割を占めていました。とても有意義な講座でした。私たちの今後の活動にも活かしていきたいと思います。

(文責:藤村 静香)

うらやすの楽しくわかりやすい寸劇 講話を真剣に聞いてます
うらやすの楽しくわかりやすい寸劇 講話を真剣に聞いてます

<美田園第1仮設 健康教育講話>

平成28年8月25日(木)、美田園第1仮設集会所にて、健康教育講話を開催しました。
今回は2部構成で行い、第1部は名取中央クリニック院長、洞口淳先生より「大腸のはたらきと腸内環境」、第2部は株式会社 大塚製薬工場の大塚氏による「脱水予防について」のご講話をいただきました。60~70歳代、31名の住民が参加されました。
洞口先生の講話では、スライドを用いて大腸の構造の説明から始まり、大腸のはたらきや便秘の概念、そして大腸は水分を吸収し便を出す働きだけではなく、健康維持にとても大きな役割があり健康のバロメーターであることをとても分りやすく説明いただきました。
脱水予防の講話では、パンフレットも用いて、脱水時の給水のタイミングや何を給水することがベストなのか、時折笑いも交えての楽しい講話となりました。
講話終了後、住人の皆さんからの質問もたくさん飛び交い、皆さんの健康意識の高さを垣間見た気がします。復興住宅移転に向けて、今回の講話を自身の健康管理にぜひ役立てていただきたいと思います。

(文責:佐藤 聖美)

医師による大腸のお話 大塚製薬による脱水予防の講話
医師による大腸のお話 大塚製薬による脱水予防の講話


平成28年6月1日発信

<町の保健室>

 5月11日(水)10:00~12:00まで、名取事務所で「町の保健室」を開催しました。朝からあいにくの小雨でしたが、事務所の近くにあるスーパーに買い物に来た方、銀行や事務所の前を往来する方々に、「健康相談」の声掛けをした所、12人の方にお話を聞くことができました。
1.相談者のお住まいは、名取市在住の方々で、プレハブ仮設住宅1人、民賃2人、自宅6人、不明3人でした。
2.相談者の年齢別は、男性:70歳代3人、女性:70歳代6人、40歳~60歳代各1人ずつでした。
3.相談内容は、同居している家族の困り事に対しては、相談場所の情報を提供(2件)、公営住宅入居後の悩み、夫(要支援)が車を運転するのを妻の心配、施設入所している妻を心配する夫の悩み等、不安や悩み・心配につての傾聴(6件)、骨粗相症・高コレステロールの食事療法や生活指導、FAST指導、熱中症・脱水予防(パンフレッド配布)等(5件)でした。  また、名取事務所は「何をしている所ですか」の質問(2件)で、名取事務所の看護活動について説明をしました。

<感想>
町の保健室は、地域で暮らす住民の方々を対象に、①日頃の困りごと相談(悩み・心配・不安)、②情報提供、③健康管理のアドバイス、④熱中症予防のパンフレットを配布し脱水予防についての呼びかけ等の活動を展開しました。住民の方は、「名取事務所は、何をしているのか」の疑問を持っている方が少なからずいらっしゃることが分かり、名取事所の活動についてもアピールもできたのではないかと思っています。
今年の春、介護の相談に来所された70歳代の女性からは、「相談して良かった」とうれしいメッセージが届きました。来年も「町の保健室」の継続はもちろん、日頃の困ったことを気軽に相談できる場所(名取事務所)として、地域の住民の方々に役に立てるようになればと思います。

(文責:相澤 ミヨ)

 小雨降る天候で平日の日の買い物客に声をかけ、パンフレットを手渡し、相談の呼び掛けをしました。ほとんどの人は「忙しくて」との返答がありました。その中でも、「困っていることがありませんか?」の質問に答えてくれた人、質問してきた人もあり、その場で説明を聞いて帰られた人もいました。相談内容は、内服の仕方、高齢者の熱中症、高コレステロールで生活の注意事項でした。又、去年財団に相談し、受診した後入院になりお世話様でしたと声を聞きました。時間的にその場所での相談でしたが、継続が大切であると感じました。

(文責:平井 きえ子)

 今年の「町の保健室」は小雨の降る平日であり、どれだけの人が出てくるかと心配しました。去年より歩いている方は少なかったのですが、声をかけると「忙しい」と言いながらも、事務所の中に入るまでにはいかないまでも、話を聞いてくれる人があり、私達の活動が理解されているように感じました。
相談された方の中には、自分の健康を気にされていて、家族のことも心配されていることが伝わってきました。

(文責:阿部 百合子)

 今年も看護の日に「町の保健室」を実施しました。あいにくの雨模様で人出は少なかったものの、地域住民の方とお話しができ、ことしも貴重な時間を過ごすことができました。
このようなイベントを通して、私たちの活動が、地域住民の方たちのお役にたてると嬉しく思います。

(文責:藤村 静香)

①ポスター作成して、貼り出しました

<看護のつどい>
ナイチンゲール生誕の日に誓書を思い出すことは何十年と看護に関わって来た私達には考え深いものがあります。
5月11日、名取事務所は看護週間のこの時期に、今年も「町の保健室」を開催しました。あいにくの小雨模様で、つつじやしゃくやくの花が雨に濡れて残念な天気でした。 事務所の中では「人明かり」の曲が流れ、真剣に話を聞く看護師の姿があり、街頭ではパンフレットを配り、質問にテキパキと答える姿がありました。
去年来所した方が、今年も来所され人数こそ少なかったのですが、無事住民の方々と共有の時間を持つことができました。
今後も町の保健室がもっともっと地域に密着できるようになればいいと思いました。

(文責:大石 トキ子)

 名取事務所としては昨年に引き続き、「看護の日」週間に合わせて『町の保健室』を開催することが出来ました。
あいにくの雨ではありましたが、多くの方にお声がけでき、お話を伺うことができました。
最近、夫の様子がおかしい(物忘れが激しい、怒りっぽい)が、どこに相談したらよいか?自宅で毎日血圧測っているが、外出中はどうなっているか知りたい、といった地域住民の方々の想いに寄り添い、情報提供等させていただきながら、同じ時間を共有することができました。
来年もまた、「看護の日」週間にあわせて『町の保健室』を開催し、地域住民の方々に気軽にお立ち寄りいただき、お話を伺わせていただけたらと思います。

(文責:佐藤 聖美)

 当日の天気はあいにくの雨でしたが、住民さんの中には挨拶をすると快く挨拶を返してくれる方が多く、また立ち話ではあるが健康に関する相談もあったため、町の保健室を行ったことに意義があったと感じました。また、町の保健室を通して名取事務所を周知できたのではないかと思います。
呼び込みをして健康相談を行うのは限界もあるため、スーパー等の一角を借りて「ちょっと立ち寄れる健康相談の場」が出来れば今後より多くの方が利用できるように思いました。

(文責:増子 弘恵)

 今年初めて参加しました。今年は天候も悪く、平日ということもあり、昨年と比べ条件が悪い中での開催となりました。スタッフも集客に対し不安を感じていましたが、分担して道ゆく方々や、お買物にいらしていた方々にお声がけをしていました。なかなかゆっくり事務所に立ち寄って下さる方は少なかったですが、そんな中でも足を止めて話をしてくださった方、事務所によってくださった方々から、健康上の悩みを聞き、アドバイスできたことで少しはお役に立てたのではないかと思います。
今後「看護の日」だけでなく、定期的に開催できればもう少し、地域住民の方々にも認知していただき、私達財団スタッフとして地域の住民の方々に密着し、活動を還元していけるのではないかと思いました。

(文責:外山 泰子)

②雨の中呼び掛けがんばりました ③ゆっくり真剣にお話聞いてます

平成28年2月18日発信

 

<『訪問看護サミット2015』で出店しました>

 平成27年11月7、8日の2日間に当財団主催の「訪問看護サミット2015」に参加しました。そこで、私たち名取事務所のスタッフは、仮設住宅の住民さんによる手作りの作品約680点を預かり、会場で販売する役割を担っていました。
前回もほぼ完売するくらい好評でしたが、今回は前回よりも、作品の数も種類も昨年以上に豊富。予想よりはるかに多くの作品が集まり、私達スタッフの力でお届けすることができるか不安もありましたが、今回も大盛況の中、ほとんど売り切ることができました。 この場をかりて、ご協力いただいたみなさまに感謝いたします。
売り上げの全てを、出品していただいた住民の方々にお渡ししました。
住民のみなさまにも大変喜んでいただき、私達スタッフもホッと肩の荷を降ろすことができました。

(文責:外山 泰子)

仮設の住民さんの作品が沢山集まりました ほとんどをお買い上げいただくことができました

 

 

今年度2回目の「名取のまちの保健室」を開催

 11月21日(土)美田園のさいかい市場において、「名取のまちの保健室」を開催しました。
さいかい市場のセリ鍋祭りの会場の一角をお借りして、午前10時から午後3時まで名取事務所のスタッフ6名で血圧、酸素飽和度測定、健康相談など、ボランティア活動として行いました。20名ほどの方がいらっしゃいました。平日にさいかい市場で仕事をされていて、仮設住宅ではなかなかお会いできない方の健康状態の確認と、お祭りに来場した地域住民の皆様とのコミュニケーションを目的に行いましたが、仕事をされている方は忙しそうに動き回っていたため、ちょっとした会話のみしかできませんでしたが、仮設住宅では、訪問できなかった方のお店へ買い物に行き、それがきっかけで後日会話ができるようになったケースもありました。また、地域住民の方が健康相談に来てくださって、生活習慣や食事について等アドバイスさせていただきました。
名取に私たちのような活動をしている団体がいるということを少しでも、周知でたものと思います。名取市の市長、副市長も、まちの保健室へ相談に来られました午前中は天気に恵まれていましたが、昼頃より曇り空隣、風も出て、寒くなりましたが、まちの保健室を実施できてよかったと思いました。

(文責:小野 恵子)

「さいかい市場」の一画をお借りして 実施した「名取のまちの保健室」の様子

平成27年12月25日発信

~雇用促進団地で認知症サポーター養成講座を開催しました~

9月17日に、特別養護老人ホーム施設長佐々木先生と「うらやす劇団」の方々による、講話と劇による認知症サポーター養成講座を開催しました。雇用促進団地から10人の方々の参加がありました。小雨降る日ではありましたが、参加者は、30代1名と60~80代9名の皆様でした。会場はこじんまりとしていましたが、劇団の方々の声、音響、演技に迫力を感じ、笑いあり、中には自分の祖父や両親の姿を重ねながら講座に参加していた人もいらっしゃいました。
年齢を重ねてきた人は、だれもが家族に迷惑をかけたくない、認知症になりたくないと思う気持で日常生活を送っています。看護師の訪問や健康相談などでお会いして会話する中で、認知症になったらどうしょう、独居生活だからと不安を感じて、この講座に参加してくださった方もいました。
佐々木先生の講座では、物忘れと認知症の違い、認知症の原因や症状、認知症サポーターの心がまえなどの説明がありました。認知症の人は、記憶を忘れても気持ちは忘れないので、ご本人の自尊心を大切にし、ご本人の意思を確認すること、笑顔で接することが大切です。また気をつける事は、責めない、指示・指摘をしない、否定をしないでした。ケアのポイントとして、ゆっくり話を聞くこと、同じことを聞かれても毎回きちんと答えることが大切であることを学びました。講座の最後には、誰もが認知症になるのか?指先を使用した運動をすると認知症に良いのか?など積極的な質問が出されていました。 雇用促進住宅の方々も、被災して4.5ケ月と月日の経過で年を重ねて高齢者が多くなっています。参加者のアンケート結果では、分かりやすかった、今後自分達も認知症になりやすい年齢になっているので大変勉強になりました等が書かれ、とても好評でした。雇用促進住宅では初めての認知症サポーター養成講座の企画・開催となりましたが、大変良かったと思いました。 公営復興住宅の完成を待ちながら、健康で自立した生活再建をできることをだれもが望み、毎日の生活を送っています。今回高齢者の方々の参加が多くありましたが、家族の方々も参加し認知症を知ってもらうこと、身近な人に早めの対応と認知症の理解を広めることで、悪化させない、認知症でも地域での生活を楽しく送れるように、認知症サポーター養成講座を広め、多くの人に参加を促し理解してもらうことが大切であると感じました。今後の活動に活かしていけたらと思っています。

(記 平井 きえ子)

迫真の演技を見せる「うらやす劇団」の皆様 認知症者の窓口は市内3か所の地域包括支援センター

平成27年10月27日発信

 

被災地支援事業―名取市民公開講座を開催―

 去る8月21日、名取市文化会館で「市民公開講座」を開催しました。長生きしたいけど認知症にはなりたくない・・「認知症の予防とケア」がテーマでした。仮設住宅の市民の他に、介護職、看護職、ケアマネジャーなども多く参加者は80名を超えました。
最初に認知症予防のための運動と脳のトレーニングを皆で実演しました。ステップ運動や手拍子などで手足を動かしながら、引き算や数を数える、歌いながらルールに沿って手拍子を打つなど、身体を動かし頭で考えるという2つのことを同時に行う(デュアルタスク)練習です。一見簡単そうですが、やると意外に難しく、皆さん間違えては大笑い・・と大変盛り上がりました。
後半は、諏訪さゆり氏(千葉大学大学院看護学研究科教授)の講演でした。昨年、諏訪教授を中心に財団がまとめた報告書別冊「在宅認知症者のステージごとの生活障がいに応じたケアガイド-イラストでわかるケアのヒント集」をテキストに、認知症者への接し方について具体例と共にわかりやすくお話されました。周辺行動に遭遇しても、「あなたはここにいていいですよ。いつも支援しますよ」というメッセージを認知症者に伝えることがケアの核であり、それが不穏を軽減するようです。7割以上の参加者が内容を理解し、予防・ケアができそうだと回答しました。現在復興住宅建設が進行中ですが、ハード面だけでなく「認知症になっても大丈夫!」と安心できる風土の醸成にも期待します。

事務所スタッフ全員で模範?運動を披露 講義に真剣に聞き入る参加者の皆さん
暑い中、全員で何度も練習して取り組みました。遠方からお越しくださった諏訪さゆり先生、わかりやすく丁寧なご講演ありがとうございました。

 


平成27年9月4日発信

 

健康・栄養セミナーを開催しました

 

  平成27年7月17日、雇用促進住宅の方々に「健康・栄養セミナー」が開催されました。男性2名、女性7名の参加があり、暑さの厳しい日ではありましたが、みなさん笑顔で参加してくださいました。
名取市保健センターの大内栄養士による講話では、バランスのよい食事を摂取するために食品を4つの群に分けて、どのくらい食べると良いのか等…わかりやすく具体的にお話ししてくださいました。みなさん頷きながら真剣に聞いていたのが印象的でした。
また、調理実習では、家でも作りやすく簡単なメニューで、住民さんを中心に調理も進みました。賑やかに楽しい時間を過ごすことができました。みなさん、次回の開催を楽しみにされているようです。

(文責:藤村)

賑やかな調理実習 男性も積極的に参加しています

 

名取事務所看護師からご挨拶

 

私自身も東日本大震災を経験し、「自分に何ができるのか」と自問自答しながら、あっという間に三年が過ぎた時、テレビやニュース、そして私の周りにいる人達の頑張っている姿を見るたびに、自分も今出来る事を出来る時に懸命にチャレンジするべきではないかと強く思うようになりました。
未知の世界だった「訪問看護」。不安とワクワク感を抱いての始まりでしたが、信頼できる諸先輩スタッフや仮設の皆さまの優しさに助けられながら、この一年を何とか走り続けることができました。
これからは、仮設の皆さまが、再建=自立に向かって走り出します。皆様の思いに寄り添い、少しでも不安なく復興のスタートラインに立てるよう、初団体との連携大切にしながら支援させていただきたいと思います。これからもどうぞよろしくお願いいたします。

(文責:佐藤 聖美)

  財団に今年1月から所属しています。名取市に在住して1年になります。三人の子供がおり、育児を4年経てから復帰して財団に入りました。
財団は、経験豊富な先輩方がたくさんおり、また以前から在宅看護、地域看護に興味があったので学びの多い日々を過ごしています。
私も仙台市宮城野区で被災し、避難所で過ごす経験をしました。当時見たもの、感じた事は5年経った今でも忘れません。被災者の皆さまは、大震災から5年経ち、少しずつ自立に向かわれていますが、その中でもストレスや健康面で不安を抱えている方がたくさんいると思います。大震災を経験し仮設で暮らす方々の心に寄り添い、訪問看護をしていけたらと思っています。

(文責:増子 弘恵)

  7月22日から、日本訪問看護財団の被災地支援事業に携わらせて頂くことになりました。
大友ヒロ子と申します、宜しくお願いいたします。
以前は、民間賃貸住宅の方を対象とした訪問活動に携わらせていただいておりました。 仮設住宅とは支援が異なり不満を持って居られる方もいて、怒鳴られる事もありましたが、 私たちが行くことで、孤立しないよう、傾聴、見守りをする事で、少しでもお元気になって前へ進み、自立に向かうための支援ができたらと言う思いで携わってきました。
仮設は初めてですが、まだ、住民さんの顔と名前が一致せず日々奮闘しております。
はじめに、自分の顔と名前を覚えていただけるよう笑顔で声掛けし、コミュニケ-ションを取りながら、住民さんとの信頼関係が築けるよう心掛けています。
これまで、先輩方が行ってきた実績を踏まえ、ご指導いただきながら、傾聴、見守りをする事で孤立しないように、被災者の方達には何が必要なのか、私たちが出来ることは何かを考えながら必要な支援が提供出来るよう、他の専門職と連携しながら支援していきたいと思います。今後とも宜しくご指導お願い致します。

(文責:大友 ヒロ子)


平成27年6月11日発信

 

 

今年は、看護週間のイベント「名取のまちの保健室」を1日開催しました!

 

 5月16日(土)10:00~15:00財団名取事務所で「看護週間」のイベント、「名取のまちの保健室」を開催しました。50~80代の女性を中心に17人(男性2人を含む)の方が、健康相談に訪れました。健康相談内容は、高齢で認知面が低下している夫や妻の介護をしているストレスや悩みや認知症予防についての相談が大半でした。又、困った時にどこに相談してよいか分からない、震災後民賃での生活で考えること(仮設住宅との差など)、検査データを持ち込んでアドバイスを受ける方もありました。地域包括支援センターの紹介や血圧を気にしている方には、減塩食、睡眠・ストレス解消、散歩等勧めました。
震災後4年間、仮設住宅の訪問看護を中心に活動をしてきました。今回、初めての試みである「名取のまちの保健室」の開催については、相談に来てくれるだろうかと内心とても心配でした。「近くに相談する所があって安心した。これからも相談したい」、町内会の自治会長さんからは、「この地域は高齢者が多く、気軽に相談できたり話を聞いてもらえる場所があることはとても助かる」と大変嬉しい言葉をいただきました。新事務所に移転し10ヶ月になります。地域の皆様と仲間入りが出来たように感じています。

(文責:相澤)

 買い物に来た方に私達の活動を説明すると、「ぜひ行ってみたいです。」と事務所にきていただきました。その方は認知症のこと等に関心があり、話をしていきました。自宅の近くでこんな話を聞いてくれるところがあることを知り、うれしく思うと言ってくださいました。またの訪問の話をして帰られました。
声をかけた方の中には、事務所のこと何をやっているところなの?興味をもってくださる方が、思いのほか多いことに嬉しく思いながら、声をかけさせていただいた1日でした。

(文責:阿部)
買い物帰りの方をイベントに誘う看護師 相談者で賑わう名取事務所内

久しぶりに看護の日に参加し、立ち寄って下さる方が思いの他多く、良かったです。 スーパー前での呼びかけがとても良かったのだと思いました。
話をうかがいながら、「看護の日」を一般の人が「知らない」事が意外と多く、説明すると納得されていました。でも中には、このような気軽に相談できるところが近所にあると助かるわ。とも話していました。
私は看護の日に改めて健康寿命を考えました。病院の中の看護とは違う訪問看護を通して、いかに在宅での健康寿命を延ばすかが大事かと思いました。参加できてよかったです。

(文責:大石)

5月16日(土)前夜からの雷雨が朝まで降っていた為、また当日は小学校の運動会があり、「まちの保健室」へ相談に来てくれる人はたぶん少ないだろうな、と思いながら始まりました。近くのスーパー周囲でビラ配りを行いました。「病院へ行っているから結構です。」「薬もらって飲んでいるから大丈夫です」「健康や血圧等に関心はあるけど、買い物したから早く帰らないと・・・」等と言う声が聞かれました。その中でも「しばらく血圧測ってないからお願いします。」「介護が必要と思うけど、どこに相談してよいかわからない」などという方を事務所までご案内しました。相談にこられた方は、皆、真剣に話を聞いて下さいました。「これからもよろしくお願いします。」と笑顔で帰られる方もいました。もちろん財団のPRもしました。『名取のまちの保健室』開催して良かったと思いました。

(文責:小野)

今回初めて、地域の方々を対象に「看護週間」に、健康相談のイベントを開催しました。健康相談の呼び掛けを近くの店舗前、花屋さんの前、駐車場の所でおこないました。 「血圧測定してみませんか」「健康相談」「家族の介護にての相談」等を声掛けしました。「忙しい」「都合が悪い」「時間がない」等の返事が返ってきました。そんな方々には、パンフレットを自宅で読んでくださいと渡すと、「ありがとう」と言って手にしていきました。
呼び掛けに対して参加してくれた方の中には、自ら声をかけて参加してくださる方もいました。天気に左右される不安もありましたが、参加者が多数あり、呼びかけの役割を果たせたことにホッとすると同時に、地域の人との係わりができたことに大変うれしく思いました。そして地域の人に自分たちの職場をアピールできた事も、大変良かったと思いました。

(文責:平井)

当日はあいにくの雨模様でしたが、沢山の方が来所してくださいました。
中には「こんな感じで相談できる所があるといいね。」と言っていた方もいました。
仮設住人だけでなく、街の保健室としての役割もできたら地域に根ざした支援につながる様な気がしました。

(文責:藤村)

 

男性も参加してくださいました 地域のFM局が取材にみえました

名取事務所開設以来、初のイベント「名取のまちの保健室」を1日開設しました。
開始前に大雨も上がり、買い物客も見え始めたところで、活動を開始しました。仮設住宅を出られた方やご近所の方が17名来所され、笑顔でお帰りになりました。当日の様子は、地域のFM局「なとらじ」でも20日に放送されました。今年は毎月1回主に第3水曜日の10時15分から15分間の番組「暮らしのガイド」で、財団名取事務所の活動を放送してくださることになりました。80.1MHZです。地元の方は、ぜひ1度お聞きになって下さい。健康に関する豆知識やイベント開催の情報を毎月放送予定です。

(文責:上野)

平成27年3月13日発信

 

「冬至かぼちゃの振る舞い」と健康相談
 

平成26年12月6日、名取市農業委員会の女性委員(以下農業委員)は、美田園第3仮設団地の皆さんを元気にしようと、今年も「冬至かぼちゃの振る舞い」のイベントを開催、看護財団名取事務所は健康相談を行いました。
この日はとてもきれいな青空、気温3℃と今シーズン一番の冷え込みの中、農業委員の方と団地婦人部の方々は、外で野菜を洗ったり、きざんだり、手を真っ赤にしながら料理を作りしました。今年のメニューは、「冬至かぼちゃ」、新鮮野菜のパリパリ漬け、野菜サラダ、具沢山の野菜スープでした。「冬至かぼちゃ」は、農業委員の方が郷土料理にこだわり、もち米とうるち米入れた試作との事。柔らかな甘味で身体の中から温まるのを感じながら、農業委員の方に感謝の気持ちで一杯になりました。集会所に足を運べない住民さんには一軒一軒お届けし大変喜んで頂きました。
農業委員の方の活動についてお尋ねしたところ、女性だからこそ出来ることや女性の活躍が期待されていること、農業振興に対する意気込みや食育活動に対する使命感を持って代表を務めていらっしゃること等。生き生きしている訳がその素晴らしいトークを聞いて理解できました。負けられないね!
一方、私達(看護師)は、集会所での健康相談や家庭訪問を行いました。仕事で会えない人にも合うことが出来ました。「顔を覚えてもらうこと、看護師の人となりを理解してもらうこと」は、訪問活動を継続するために大切なことであると考えています。有意義な1日となりました。農業委員の方々や団地の皆様、土曜日の活動に協力してくれた仲間に感謝いたします。

 

健康相談中の看護師と住民の方 冬至かぼちゃ振る舞いの皆様と

(文責:相澤 ミヨ・五十嵐 知美)


平成27年2月9日発信

日本訪問看護財団設立20周年記念
訪問看護サミット2014・集中セミナーに参加して

 

今回初めて参加させて頂き、規模の大きさと晴れがましさに感激致しました。 訪問看護師の日々は、極端な表現をすれば密室で利用者と向きあう日々です。それはいわば孤独で迷いの多い日常ですから、利用者の感謝の心だけに支えられる毎日だと思うのです。
そんな看護師達にとって、サミットはまさに「晴れの日」というべき記念事業でした。 華やかな東京で、沢山の仲間が、自分と同じ仕事を選び活動しているのを再認識し、また先生方のご講演と励ましで、日々の悩みに答えを見出し、看護師としての誇りを取り戻せる事業であると思いました。
通常の仕事をしながら、サミットの準備をすることは大変な重労働だったと推察されます。あらためて本部事務局の皆様に深く感謝したいと思います。

 

「日本訪問看護財団設立20周年記念 訪問看護サミット2014」開会前の舞台の様子

 

私達は被災者の作品バザー販売で、全プログラムに落ち着いて参加はできませんでしたが、パネルディスカッションの大熊由紀子教授のお話には共鳴いたしました。看護のプロでない方がこんなにも、深く看護の重要性を世に知らしめていることに感謝したい思いです。「支えあって変えていくために」の言葉をかみしめ仕事をしていきたいと思いました。
2日目、集中セミナーには「訪問看護の倫理」に参加しました。
「日常のケアの現場は大変多くの倫理的問題が潜んでいることに貴方は気付いていますか?」という問いかけから、箕岡真子院長の話ははじまりました。経験が豊富で、人格も優れている看護師の直感は正しいことが多いかもしれないけど、「直感による倫理」でなく「医学的適応」「QOL」「患者の意向」「周囲の状況」を同定し、分析し倫理的思考で解決に導けるアプローチをしてほしいとの主旨で演習が行われました。
まずは倫理的ジレンマという倫理的気付き、そしてひとつの正解を出すのではなく、患者、家族と共に考える看護者であれという主旨です。一見、なる程と思ったものの、事例を通して倫理的思考をする事に、いかに慣れていないか気付かされました。
日々被災地の仮設住宅で、アルコール依存症で泥酔している方や、拒薬、入院拒否で、周囲を混乱させている統合失調症の方、頑固に心臓の治療を拒む老人等を訪問しています。それらの方々を前にすると、自立尊重の困難さから、直感による善行原則へと走りがちになるのです。
午前の部だけでは、まだ身についていない自分を午後の先生のひたむきで、真摯な講義で再認識させられました。たった一日では、身につくまで至らないかも知れませんが、お二人の先生に深く感謝申し上げ、日々の活動が倫理的に展開できるよう努力したいと思いました。

 

閖上では、やっと瓦礫が取り除かれ、更地の工事が着工しました

 

(文責:渋谷 得江)

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去る11月29,30日にベルサール新宿グランドで行われた訪問看護サミット2014に初めて参加させていただきました。
初日の29日は空に雨雲が広がり、昼前後にはザーザーぶりのあいにくの天気でしたが、たくさんの来場者で会場が埋まり、訪問看護への関心が強いことがうかがわれました。
名取事務所からは、9名が参加し、受付や案内役を務めました。受付では20周年記念の品として、アームバンドが来場者一人ひとりにプレゼントされました。また、名取市内の仮設住民の皆様からお預かりして販売した手芸品は、来場者の方々に大変好評でした。きれいな柄のアームバンド、ビーズで作ったかわいいさくらんぼのキーホルダー(男性の作品!)、和紙に和柄の布で桜を表現したはがきやしおり、バッグ、毛糸の帽子等々個性あふれる作品は、好評すぎて開場とともに売り切れたものもありました。作品を作った住民の写真を紹介すると「あー、この方が作ったんですか」と納得したように頷く姿もありました。購入してくださった方から、励ましの手紙が住民のもとへ届いたと言う嬉しい知らせもありました。

 

仮設住宅の方々の作品を多数販売し、参加者から励ましのお言葉もいただきました
アームカバー、ストラップ、エコたわし、レース編み物など22種類200点が完売!

 

午後からのパネルディスカッションでは「在宅ケアの未来」と題して3名の先生同士が○ちゃんと呼び合い、親しみやすい雰囲気の中進められました。それぞれの立場から、医療の「これまで」と「これから」、様々な在宅患者様への看護、そして訪問看護への期待を聞くことができました。
中でも、一番印象に残ったのは、ジャーナリストである大熊先生の看護体験談です。スライドに映し出された母親の寝たきりの姿と、おしゃれをして外出したときの表情の違いは、今でもはっきりとおもい出されます。普段私たちは、病院でベッドに寝たままの老人を見ると、寝たきり老人で何もできないのかと思い込んでその人を見てしまいます。しかし、できないところをほんのちょっと手を貸し、本人のやりたいことを援助すると、こんなにも人間は輝くものなのかと驚きました。
「ステーションは、制度枠を超えて在宅看護の拠点になる!病院はもちろん、セカンドハウスの懸け橋にもなる!」と言う村松先生、自ら認知症の施設を立ち上げたナースの話と、そこに通う赤子の子守という役割を与えたらその間だけは徘徊せずしっかり役割を果たす事ができる患者様の事例を挙げ、「患者を輝かせるため、勇気を持って法律も乗り越えられるナースに・・」と言う大熊先生の言葉が現在、そして今後の在宅看護に携わるナースへの励ましとなりました。
患者一人ひとり違う、ナースも一人ひとり違うと言う村松先生の言葉、患者を仮設住民と置き換え、住民一人ひとり違う、その一人ひとりに寄り添い輝くお手伝いができているだろうか、私たち名取事務所スタッフ一人ひとりは輝いているだろうか・・短い時間ではありましたが、看護について考える有意義な時間となりました。

 

3名の講師による示唆に富んだ午後のパネルディスカッションの風景

 

(文責:齋藤 聖子)


平成26年11月14日発信

[新事務所お披露目会]

東北はすっかり初冬を迎え、仮設住宅の周りにも秋明菊が風に揺られ季節の移りを感じます。
過日(9月4日)、新事務所のお披露目会をしました。名取市復興支援関係者の方々、仮設住宅自治会代表の方々のご参加を賜り、日本訪問看護財団本部役職員も出席して、名取事務所スタッフを交え、おかげさまで盛会となりました。お祝いのご祝辞や沢山のお花に囲まれ、賑やかな会になりました。
これからは、仮設住宅にお住いの方だけでなく、地域の人達にも気軽に立ち寄っていただき、声をかけてもらえる事務所でありたいと願っています。まだまだ苦難続きですが、仮設の皆様はそれぞれ自立に向けて努力していらっしゃいます。声にならない思いを内に秘めて「自立しなければならない」と笑顔で返されると、「早く!早く!」と復興を願わずにはいられません。
「こんにちは、お変わりありませんか?最近体調はいかがですか?」と声をかけながら「健康の話、孫のこと、エンディングノート」までお話をお聴きします。私たちは、身の丈にあった見守りや支援しか出来ませんが、これからも頑張ります!

誰もが立ち寄れる新事務所 お祝いのお花に囲まれた役職員一同

H26.11.11 (文責:大石)


平成26年10月3日発信

最近の出来事

◯仮設住宅の集会所での健康講話の一コマ
財団看護師A氏が、健康講話開始の挨拶のなかで「みなさんの健康管理は誰がするのでしょうか?」と投げかけた。すると住民さんの数名から「はーい。財団でーす!」・・・・・
本当は「自分の健康管理は自分でする」と答えてほしかったのですが、、、、
しかし、仮設住宅住民の中に、しっかりと財団の存在を感じた、嬉しい一言でした。

◯仮設住宅で熱中症講話の場面
財団看護師I氏「皆さん毎年聞いていると思いますが、これから熱中症のお話をしたいと思います」というと、「俺は耳遠いからよく聞こえないんだ、・・・隣に座って聞いてもいいですか?」7~8名の少人数での話なので、とても参加しやすい状態だったようです。そして最後に、白板に絵を書いて「熱中症の時、冷やすのはどこですか?」と問いかけると、住民さんはそれぞれに声を出したり、体の一部を指さして「ここ」と、とても和やかに進みました。

◯赤の他人なのに・・・
ある日、常駐している社会福祉協議会のスタッフさんより「○○さんが相談したいことがあるから来てほしいと、言ってましたよ」とのことで訪問すると自分の病状、今後の治療のことなどの相談でした。「聞いてもらえてスッキリしたぁ!!暑い中、赤の他人のことなのに親身になって聞いてくれてありがとう」と、こっちのほうこそ元気もらっているな、と、感じた一コマでした。

◯赤い服に安心
仮設集会所で、住民さんより「赤い服見るとホッとする・・・というか安心するの、いつも見守ってもらっている感じでありがたいわ!」また、訪問に行こうという元気な気持ちになりました。

市医師会曽我先生による「脳卒中予防」講話 文化学園大学長 土屋先生による「高血圧」の講話

平成26年8月15日発信

訪問看護活動に市民の参加を=仮設のくらしを支える活動=

 「悪夢のようなあの大震災から3年が経ちました。今も忘れずに支援を続けてくださっていることに・・・」こんな書き出しで、仮設支援してくださっている方に礼状を書き続けていますが、今年に入り、被災地を訪れるボランティアや励ましで訪れる芸能人やスポーツ選手等激減しました。

被災した3,719世帯のうち、仮設に入居した849世帯2,146人のうち150世帯の方がこの3年で津波の来ない丘地区等に居を構え、仮設を去りました。主に新築のローンを組める有職者世帯が退去しましたので、公営復興住宅建設を待っている世帯は高齢、独居の割合が高くなります。

名取市は当初、瓦礫処理が県内でいち早く終了し、復興一番乗りと誰もが思っておりましたが、意見調整が難航し、足踏み状態が続き、やっと今年に入り、公営住宅建設に着手したばかりです。
「何時まで仮設生活が続くのか!」と苛立つ人「ここを動きたくない。死ぬまで仮設に居たい」と転居への意欲をなくしている人、口には出さないけど責める術なく、やるせなさを抱える人・・・そんな被災者の日常に変化や楽しみを与えるのは全国からの励ましですが、当初集会所の黒板(予定表)を埋め尽くしていたイベントが3年目に入り激減しています。そんな中地元市民の生協や傾聴ボランティアは今も月1回継続して活動してくださっていますが元気な方々が退去し、参加者の減少・固定化が見られます。

私たち財団の活動は訪問看護という「個へのアプローチ」ですが、そこにとどまらず、訪問看護で把握された個々の生活や健康へのニードをくみ取り、3~4年後に形成される新しい復興公営住宅でのコミュニティ―づくりの一端になる様願って、健康面からの集団活動を意図的に展開しています。(認知症サポーター研修・感染症予防講話・健康料理教室等)
訪問看護師は集会所で開催されているイベントに来ない方々の行きたくない理由を訪問を通して把握しています。「息子を津波で亡くした事に触れられたくない」「噂話が嫌」「人の中に入れない」「お話が苦手」「話が合わない」「あの人が苦手」・・・・・
それらの人々に根気強く耳を傾け、その人に合うイベントへの参加を働きかけてきました。

健康以外の事で、訪問看護師が種々の集団活動を展開するには限界があります。 そこで、市民の力が欲しいと考え、協力を仰いでいます。「何か私にできることはありませんか」「少しならお手伝いできます」と言って下さる地震被害だけで、津波被害のなかった市民はたくさんいました。これらの方々の善意を仮設の方たちにつなげることも被災地支援にあたる看護師の役割の一部であっていいと考えています。

「何もしないのが一番つらい」働き者の閖上五十集(いさば)の女たちのために、初めに取り組んだのは編み物サークルです。教えて下さるのは民生委員さんで編み物のプロだったAさん。鉤針は地元の手芸店から(店を空けられないから、せめて道具を)そして沢山の毛糸やレース糸は地元婦人会やボランティアの皆様、サークルを知ってご寄附くださった元編み物学校の先生の遺族の方。
パッチワークのサークルには「親の着物を」と沢山の方にご寄附いただきました。 ネクタイポーチつくりも地元の手芸の好きな方のご指導、もちろんネクタイは訪問看護師の元の職場OB男性諸君にお願いしました。小物づくりボランティアはもとホームヘルパーさんたち(洋裁のプロ)。ミシンを活動に役立ててほしいと寄付下さった方、ロコモ症候群予防にとダンベル体操を教えて下さるボランィア、面倒で料理をしない独居男性の野菜不足を知って、トラック1台キャベツを届けてくれた農家の方、仮設の小さな畑にネギ苗の寄付、地場産品の料理(ずんだ餅、タケノコ料理、など)を仮設で作って下さるJA名取女性部そして、健康料理を普及する食生活改善推進員の方たちと沢山の支援者と繋がりました。

 市民と仮設をつなぐ活動は集団活動だけでなく、個別にも実施しています。(点と点を結ぶ活動です)被災した日本舞踊の方々には、集まった着物や浴衣を送りました。「もう踊れないと思っていたけどこれで練習が出来る」と「生きる力になった」と報告を受けました。
「生きていても仕方ないや」そう嘆く70代男性の趣味に合わせ盆栽の治療を委託。 30代の茶の4教授免許をもつ方が「着物やお道具を全部流されて、がっかりしている」と伝えると「又お稽古が出来ますように」と袷と呂の着物を一式下さった方、デイサービスに通所する認知症の独居老人のために、着替えやバスタオルなどの入るバックを見繕って下さった方など感謝に堪えません。

 善意をうけた仮設の方たちも「自分たちでできる感謝」を表そうと新中学入学生に手作りコサージュを送ったり、寄付されたタオルで沢山の雑巾を縫い、震災直後お世話になった学校に寄付したり、寄贈されたアクリル毛糸でエコタワシを作りボランティアさんに差し上げたりしています。40歳台の男性はアルバイト先の居酒屋で「3522枚のプルタブ」を集めてきてくれました。車椅子寄付活動をしているJAの活動に参加している訪問看護師を支援したいとがんばってくれました。こんな些細な生きる意欲を大切にしていきたいと思っています。

昨今、被災者の依存体質を断ち切り、自立を促すという大義名分から、心身両面の支援が断ち切られる風潮を憂いています。「被災者を忘れていない」というメッセージとしての支援が続くことを願っています。小さな支援の積み重ねが被災者の生きる力になっているからです。
一人ひとりの訪問看護者が自分の周囲の人々に働きかけ、小さな善意を仮設につなげることは支える市民にとっても生きる喜びになると信じ活動しています。 さあ今日も仮設で暮らす一人ひとりの生きがいを見つけ、趣味を知り、市民の力にどうマッチングさせればよいか、うきうきと訪問活動に励みます。

「松の盆栽」を治療してくれたAさんの写真

仮設の人間模様

その1
句集「海鳴り」

=蘇った俳句:閖上の風物詩=

 平成26年3月1冊の句集が訪問看護財団名取事務所に届きました。
「あの深い爪痕を残した東の本大震災から、間もなく三年を迎えようとしています。」で始まる後書には、何もかも流されたKさんに代わり、拾い集めてくれた俳句を句集としてまとめ出版してくれた句友への感謝がつづられていました。
船乗りだった夫が脳卒中で半身不随となり、海の仕事をしなくなった10年前からの俳句教室で読んだ句が綴られています。

船見えるまで車椅子小春の日 (20年11月)
待ちきれず脛を濡らして浅蜊掘る (22年4月)
大漁旗空を揺らして夏祭り     (22年6月)
汐風に風鈴の音踊りけり      (22年6月)
少しずつ海霧の中より舫ひ船   (22年9月)

「たまに奥さん以外の女性に食べさせてもらうのもいいものでしょ!」
婦人会の方々による、餅つきボランティアと軽音楽の集いの日です。久しぶりに車いすで集会所に来たKさんの半身不随の夫を食事介助している看護師に、栗原さんは優しく笑みを浮かべます。
こんな物静かな方が、仙台の街中から長男に嫁ぎ、姑たちに仕え、男勝りの閖上浜の 女たち(五十集)の中で、よく長い間浜の仕事に耐えてきたものだと訪問のつど、不思議に思っていました。
漁師の夫を黙々と支え、両親を看取り、そして愛情深く子育てしてきた半生記は俳句という表現を得たことで輝きに満ちたのです。その生きた証の句がすべて流され、仮設入居後は失意の日々だったと思います。
そんな気持ちは露ほども見せず、ひそかに仮設での暮らしぶりを俳句にしたため、投稿していましたが、日曜版河北新報の河北俳壇に掲載された句に感動した俳句教室の昔の仲間が仮設を訪ねてくれたのです。そして、句友が昔の句を拾い集めてくれたお蔭で、写真のような句集ができました。
「言葉で言い尽くせないほどの感動を味わった」とKさんは後書に感謝を綴っています。この句集で再び人生を取り戻したかのように、河北俳壇への投稿が続き、6月も2回掲載されました。
訪問看護師たちは時々お二人を訪問します。二人とも東北人そのものです。現実を受け止め、誰も責めず、愚痴をこぼさず、飄々と自立した暮らしぶりですが、多くを語らぬ心のうちは俳句で触れることが出来ます。
楽しみは仙台で暮らす娘一家との家族そろっての楽天の試合観戦です。

雛飾り 仕舞わぬうちの 津波かな    (23年)
転がりし 破船に海霧(じり)の立ちこめる(23年)
片手だけ 車椅子より 霊送り      (25年)
三日ともなれば 仮設に 物音も     (26年)

その2

「四国のお遍路で出会った青年」との交流をするIさん

「看護師さん、明日からお遍路に行くから、留守にするよ」という独居のIさんに「無理しないでね」「薬持った」と送り出すものの、訪問看護師は心筋梗塞と高血圧で足に浮腫のある77歳の彼女が内心とても心配でした。
早朝出漁し、帰ってきた夫の変わり、魚市場に魚を卸たり、加工したり、漁にかかる 操業の資金繰りをやり繰りして奔走した50余年、働きどうしの毎日で腰と膝はもうこれ以上働けないほどの限界に達していた5年前、夫は突然病死しました。
「優しい言葉一つ言えない人だった」「寿司やトロなどおいしいものは家族に見せるだけで、一人で食べた人だった。」辛い人生から解放されホットした矢先の大震災でした。
大切な大切な長男が消防団員としての強い責任感から、閖上を守るため、町中に避難を呼びかけ、防波堤に向かいかえらぬ人になりました。

失意のあまり、仮設集会所のイベントに殆ど参加できなかったといいます。「仮設の人と顔を合わせるのがつらい。口だけの同情はいやだ」口を一文字に閉ざします。 人に涙を見せるのが嫌いな勝気な(口癖は「なにくそ」)彼女は月2回ご詠歌を習い、 この三年間88か所札所をお遍路し、今心静かに暮らしています。

「お遍路で息子よりわけえ(若い)人ど友だぢになってさ、かせず(仮設)に来るんだど。」
そんなIさんの話を半信半疑で聞いていましたが、22歳の青年が本当にたずねてきました。その交流はNHKで放映されたのですが、大学を卒業し、生きる事の何かにつまずいていた青年はIさんとの出会いで衝撃を受けたようでした。「どんな話が彼をひきつけたの?」
とIさんに聞いても、「難しい話は何もしてねぇ」とエへへと笑うばかりです。

訪問開始してから1年、困難を乗り越え、何があっても屈することのなかった彼女のゆるぎない生きざまに人として教えられることの多い日々でした。こんな親分肌の能力を眠らせていてはもったいないと編み物サークルに誘いました。たくさん届けられた糸を巻く「糸巻き機」が必要かなと考えていると、いつの間にかパアと揃えてくれます。(8000円もします)もめごとは嫌い、正義感にあふれ、パワー全開で仮設の人たちを支えてくれ、リーダーシップを発揮していただいています。

(文責 渋谷 得江)


平成26年7月4日発信

「被災地の健康支援事業の従事する看護職交流会に」参加しての感想

(K・H)

 まだ肌寒い3月22日でしたが、太陽が眩しい晴れた天気でした。車窓からの光は陽だまりの心地よい気持ちを感じましたが、石巻の空気はまだ肌寒く感じました。交流会は、石巻向陽地区コミニュティセンターにて13:30~15:30の二時間に亘って行われました。参加者は宮城看護協会・キャンナス・日本訪問看護財団名取事務所から総勢20名の出席がありました。

各活動報告を聞いて、支援をしたいという気持ちに若い支援者の情熱を感じました。支援をしたいとする気持ちの強さは素晴らしいと思いました。 支援をしている人も被災者でもあり、資格はないけれど地域を理解し住民の特徴、地域の特殊性を県外からの支援者に説明し、支援者の援助をしている人に若いだけでない何かを感じました。自分はどうなのかと問うと、私はそこまでの情熱はもっていないことの気づきや、私なりに努力をしてみようと思う気持ちにさせる勢いを感じました。 看護職交流会で地域の支援者内容の違いはありましたが、被災者にどのようにしたら受け入れられるか等の苦労をして支援事業内容を工夫もありました。 相談やイベントに女性は集まるが、男性の集まりが少ないのは名取事務所でも同じ課題を抱えている状況でした。

このような看護職支援者連絡会は3年目で初めての開催の試みでしたが、名取事務所としては、「3年間のあゆみ」としての活動内容をまとめた報告発表でした。これまでの活動を形にした発表は、初めての体験でした。発表者に大変感謝をしたいと思います。活動の内容を整理・反省することは平成26年度の活動内容と自分の活動行動に応用が出来ればと思いました。このような交流会に参加できたことで、自分の見直しになる反省となりました。


宮城県看護協会、キャンナス、財団の代表者3名

名取市からの発表を熱心に聴く参加者

石巻の集会所を見学させていただき、皆で記念撮影

平成26年5月16日発信

3月の活動報告

脳卒中予防講座

仮設住宅集会所3ヶ所で健康講座を開催しました。テーマは「脳卒中予防」、名取市医師会の医師の方々と市保健センターの管理栄養士の方に講演を依頼しました。60~80代の男女 延べ65名が参加し好評でした。糖尿病や高血圧・不整脈などの危険因子への速やかな治療や、脳卒中予防10箇条の紹介、禁煙・飲酒・食習慣改善や減塩などの生活習慣の予防など、具体的でわかりやすい内容でした。次々と質問する住民で集会所は盛り上がり、終了時間を忘れる程でした。
仮設住宅に暮らす人々(震災以前に閖上・北釜地区に暮らしていた方々)は、高血圧や糖尿病の罹患率が高く、長い間の生活習慣の影響と思われますが、行動変容は簡単にはいかないものです。この講座が行動変容のきっかけになればと期待しました。住民の方ひとり一人が、自己の健康管理能力を高めるために、個別的な訪問看護だけでなく、気軽に参加して健康チェックをしたり学んだりできるこのような健康講座や健康相談の場所も大切だと、改めて思いました。
講座後のアンケートでは、参加者の9割が、脳卒中予防や減塩の必要を理解したと答えていました。「がん」や「糖尿病」などについて教えて欲しいとの要望もあり、さらに今後開催する健康講座のテーマを検討しているところです。自由記載欄には「いつも見守ってくれてありがとう」などの訪問看護師に対する感謝の言葉がたくさん記載され、私たち看護職も元気をいただきました。
健康講座の開催に関して、名取市医師会の先生方には、いつも快く引き受けて頂いています。毎回医師会事務局の方と医師会長の丹野先生に講師依頼のFAXを送信すると、直ちに講師が決定されて返信をいただけるという流れになっています。その背景には、3.11震災直後の市医師会の活動があります。名取市では、死者・行方不明者が1,000名にも及ぶ被害に遭いました。保健センターの救護所での活動、14日間連続の名取市休日夜間センターでの診療、5月末までの避難所への巡回診療などの活動の積み重ねが、今日の仮設住宅での健康維持を目的とした健康講座に繋がっています。(名取市医師会発行「震災より学んだことそして記録」から抜粋)医師会の先生方は、いつも仮設住宅住民の皆様の健康を気にかけてくださっています。その結果として、健康講座を快く引き受け住民の健康づくりを応援しているのだと、私たちも理解しています。私達看護師らに対しても、「訪問する看護師として、最新の知識を学ぶように」と名取市医師会主催の研修会には、いつもお声かけしてくださり、毎回複数の看護師が参加して、実践活動に結び付く学びを得ています。本当にありがたいと思っています。
震災後3年が経過しました。名取市は少しずつ復興に向かいつつありますが、避難生活が長期化する中で、「取り残され感」や心身への様々な影響が顕在化してきています。住民の皆様が安心して日常生活が送れるように、さらに自律して健康生活が送れるように、共に寄り添いながらこれからも訪問看護活動を続けていきたいと思っています。

(文責:名取事務所 看護師リーダー 相澤 ミヨ)

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~美田園1仮設健康講話~

去る2月27日、「脳卒中予防」について曽我内科こどもクリニックの医院長曽我医師と名取市保健センターの管理栄養士の高橋氏からお話をしていただきました。まだまだ気温が低く寒い日でしたが30名という沢山の住民の皆様が参加してくださいました。
曽我先生の講話では、スライドを用い脳卒中がどのように起こるのか、脳卒中の原因であるタバコの害、血圧コントロールが大事であることも分かり易く説明していただきました。講話後には、たくさんの質問が寄せられ、的確なアドバイスに頷く姿もみられました。
また、高橋管理栄養士さんからは、食べ物の塩分についての具体的なお話があり、カップ麺や漬物を手に取り、「こんなに塩が入っているんだね」と驚かれる姿もありました。

住民の皆様のご協力で今回、健康講話を盛り上げることが出来ました。ありがとうございました。

(文責 齋藤 聖子)

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~脳卒中予防講座・美田2団地~

美田園第2仮設団地では、2014年3月13日にみどり台小児科外科内科医院長
山口医師と保健センター管理栄養士の髙橋氏による健康教育講座が行われました。悪天候でしたが、13名の参加がありました。
山口先生の貴重な経験を交えたお話、脳卒中予防における禁煙の重要性など 住民のみなさんも頷きながら真剣に聞いていました。
高橋先生の塩分制限についての講話では、それぞれの食物における塩分含有量が“目で見て触る”ことができたので、みなさん興味深かったようです。とてもアットホームで楽しい講話でした。住民の方々のアンケートには、再度、教育講話をしてほしいとの意見をいただき、大変好評で主催した私たちも大変うれしく思いました。

“目で見る”塩分含有量 名取事務所の渋谷保健師のお話

(文責 藤村 静香)

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  訪問看護に携わって10か月が経過しました。
最初の頃はデータがないことや情報が少ないことに戸惑いました
し,約束なしで一軒一軒訪問することに緊張していました。 しかし,住民の皆さんと顔なじみになっていくうちに「血圧を測ってもらうだけで安心するわ」「話を聞いてもらうだけで少し気が楽になるよ」と言われるようになり,次第に戸惑いや緊張はなくなっていくと同時に,住民の皆さんの話に耳を傾け,心に寄り添っていくことが大切なのだと改めて気付かされました。
震災から3年が経ちますが,心の傷や将来への不安を抱えて過ごしていらっしゃる方がたくさんいらっしゃいます。少しでもその心を受け止め,支えていくお手伝いが出来ればと思います。

(文責 川和 友美)


平成26年3月7日発信

1月の活動報告

~「女が元気」を合言葉に(箱塚屋敷仮設住宅の編み物サークル)~

市内には8か所の応急仮設住宅がありますが、平成23年5月に180戸に150世帯402人が入居した仮設住宅の編み物サークルについて報告します。
入居者のほとんどは、海に面した閖上地区の方々ですが、家が跡形もなく流されてしまった地区と2階部分が残った地区(俗に陸区)に住む住民が約半々です。
3年が経過し、閖上復興を待たずに津波の心配のない土地に家を求めた人や自宅の土地をかさ上げして、新築した人(陸区)もいて、平成26年2月現在、283人に減少しました(70.4%)。
残された方々は高齢者89名(31.4%)、単身世帯34名(12%)です。
3年目になると退去していく人との別れと、取り残されるような寂しさがただよい始めました。又、仮設内のギクシャクした人間関係からひきこもっている人も出てきました。
「女が元気でないと男も地域も元気がなくなる。女を元気にしましょう」と1人1人に話しかけ、編み物サークルを立ち上げることにしました。

ねらいは個別的には

  1. 編むということ自体が心を癒す。
  2. ひきこもりがちの人と人を結びつける。

集団的アプローチとしては

  1. 自治会活動を盛り上げ、新たな仲間づくりをする。
  2. 講師を仮設の外の方にボランティアをしてもらう(市民参加)。
  3. 物資によるボランティアをあおぐ(ハマナカ株式会社、有志の方々)等、様々な人を巻き込む。活動の展開ができる。

 

準備をはじめること3か月、平成25年10月からサークルは活動開始されました。
はじめに会のあり方として

  1. 人を妬まない。うわさ話をしない。仲良く、楽しい時を過ごしましょう。
  2. 仲間として、閖上復興まで力を合わせましょう。
  3. はじめる前にラジオ体操、レクダンス等、体を動かしましょう。

を呼びかけました。

10月8日のはじめの日、92歳の方も来てくださり、26人でスタートしました。
ハマナカ株式会社から寄付された200巻のアクリル毛糸で「アクリルタワシ」を作成。てんやわんやの2時間でした。
その後も毎週火曜日午前中開催されています。3回目には、20代の赤ちゃんを連れた人も参加してくれています。

皆様「真剣な表情で・・」 「手編みマフラー」で冬を乗り切りましょう!

全く集会所にこなかった抑うつ状態の人は、皆勤賞です。少しトラブルがあってギクシャクしていた人も、今は和気合々です。他の行事には不参加の人も3人で来ています。認知症の服薬をしている人にも働きかけ参加してもらいました。歩行不自由な人には、毛糸を持っていって、家で編んでもらっています。
編み物は「不向き」と挫折した人もいて、今は18人に落ち着きました。

セーターができました! 「パイナップル模様」に皆で挑戦!

「野菜料理を教えて!!」という要望に応え12月には「簡単鍋パーティー」を開催、単身高齢男性も招待しました。

財団看護師が鍋とコンロを持ち寄り 男性単身者もたくさん食べてね!
高齢者もご招待! 会食の後は、ゲームとカラオケ大会!

「編み物が苦手な人のため」と「自分へのクリスマスプレゼント」を兼ね、ネクタイポーチを12月に2回開催しました。
ネクタイは、市役所OB会にお願いし、寄付してもらいました。
尚絅大学、山本教授の呼びかけで集められた毛糸でマフラーやベストを編んでいましたが、それもなくなり、 今は民生委員の荒井さんの呼びかけで集められた糸(荒井さんのご主人が1ヶ月かけて巻き直し)で、ベスト、セーターを作成するまでになりました。

初めてのベストが完成しました!

この仮設から閖上に戻れるのは5年後の予定です。それまで女の知恵で乗りきろうとがんばっています。
(文責 保健師:渋谷得江)

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新人ナースからのご挨拶

~想いも大切に~

昨年の11月に、保健センターの方から紹介をしていただきました。ですが「訪問看護」は初めてで、「外来勤務」しか経験のない私に出来る事があるのだろうかと不安でした。
仕事は、まだまだ解らない事がいっぱいでとまどう事も多いのですが、周りの先輩方に助言をいただきながら、仮設住宅に住む住民の方々の想いに少しでも寄り添えるよう、そして健康を守っていけるよう、訪問させていただけたらと思っています。
(文責 看護師:杉山節子)


平成26年1月9日発信

12月の活動報告

~インフルエンザ・感染性胃腸炎予防健康講座~

日本訪問看護財団名取事務所では、10月を中心に7箇所の仮設住宅でインフルエンザや感染性胃腸炎を予防するための健康講座を行いました。
講話の内容は

  • インフルエンザと風邪症状の違いや感染経路について
  • 感染予防について
  • 感染性胃腸炎の原因や予防について
  • 咳エチケットについて
  • 効果的な手洗いの方法の実演

です。
30分前後の時間で各仮設担当の訪問看護師が行いました。
各仮設7~18名程の参加があり、住民の方々と楽しい語らいの時間を持つことができました。

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~私の手洗いは大丈夫?~
講話の内容は、手洗いをして感染予防をしてもらうことです。手洗いは大切なことです。手洗いをしても洗い残しの部分がどこにあるのかを重要視し、指と指の間、爪の間、親指の付け根を洗うことを強調し手洗いの手順を重点的に説明しました。
参加者の方々に手洗いをしてもらうと、数秒で終わったり、手順も様々でした。効果的な手洗いの手順を学び、食事前の入念な手洗いを習慣化して、感染予防に心掛けていただけたらと思います。
(文責 平井きえ子)

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~冬至かぼちゃ振る舞いと健康相談~

12月7日(土)10:30~JA増田女性部との協賛で、冬至かぼちゃの振る舞いと健康相談を行いました。
JA増田女性部の方々との協賛は、前回のもち振る舞いと合わせて2回目の開催となりました。このイベントを通して、「健康管理している日本訪問看護財団」を知ってもらいたいという想いがありました。今回、健康相談には4名が参加され、個別訪問看護は3件となりました。最近、看護師を受け入れ心を開いて話をされる方が増えてきていることを実感しています。そして、「赤い服」の存在は住民の方々に定着しつつあると自負しています。
冬至かぼちゃ振る舞いの献立は、つきたて餅の入った野菜たっぷりのスープ・きな粉餅・新鮮白菜パリパリの浅漬けと冬至かぼちゃの4品です。料理の材料は全てJAの方が準備し、料理は住民の方も一緒に作りました。仮設全戸につきたてのきな粉餅を配りました。
冬至かぼちゃの由来や作り方を聞きながら一緒にいただきました。程よい甘さの冬至かぼちゃは、小豆は「大納言」、かぼちゃは冬至用を使っていると説明がありました。上品で美味しかったです。来年のたけのこが出る頃に、「たけのこご飯の振る舞い」をここですることになったようです。
JA名取岩沼 総務部の吉田氏がJA増田女性部の活動を「農業新聞」に掲載する目的で取材に来られました。私達も連携した理由等の取材を受けました。
JA増田女性部の皆様の協力や休日出勤し協力する名取事務所の藤村さん、五十嵐さんをはじめ、皆様に支えられ活動できることに感謝しています。

かぼちゃを漢字で書くと南瓜(なんきん)冬至には、「ん」をつくものを食べると「運」が呼び込めるといわれています。栄養をつけて寒い冬を乗り切るための知恵でもあるそうです。


平成25年11月21日発信

10月の活動報告

~餅振る舞いイベント~
JA増田女性部主催の餅振る舞いイベントが10月26日(土)に美田園第3仮設内で行われました。
台風により寒い小雨の中でのイベントとなりましたが、子供からお年寄りまで予想を上回る住民の皆さんの参加があり、ボランティアのJA増田女性部の方々、生活支援相談員(ひよりさん)、訪問看護財団の名取事務所スタッフを含めて50名程の参加となりました。
名取事務所では、名取市内8か所の仮設住宅の中で一番イベント活動が少ない美田園第3仮設の自治会をなんとか応援したいと思っていました。その時、「食育啓蒙がねらいのJA活動」を知り、協力してもらうことになりました。

テント下では、住民の皆さんとボランティアスタッフで、JA女性部の方が準備されたつきたてのお餅をちぎってずんだ、ごま、きなこの3種類のお餅を作りました。他にも、具だくさんの温かいスープ、浅漬けを皆さん美味しそうに頂いていました。

子どもたちには、読み聞かせのボランティアもしている財団名取事務所のスタッフが色々な遊びや絵本の読み聞かせやパネルシアターを行いました。低学年の女の子たちが、喜んでお話会に参加してくれました。最初、あまり乗り気でなかった子も、後半は夢中になって絵本に引き込まれていきました。男の子たちには折り紙の紙ヒコーキが人気でした。

集会所まで、出向けない住民の方には、直接お宅にお餅とスープを届けました。とても嬉しそうにお餅をほおばる姿が印象的でした。

名取事務所で行った健康相談には5名が参加されました。平日、日中の訪問活動では会うことのできない住民の方とお話する機会となり、今後の訪問活動につながりを得ることができました。

他団体との協力による支援活動が、今期の活動目標としている「自治会活動への支援」につながったと思います。

12月にもJAの協力により引き続き「冬至かぼちゃ」のイベントが企画されております。
今後も協力して支援活動を継続していきたいと思います。


平成25年10月2日発信

8月の活動報告

救命救急講習会を全て終了しました!

8月初めに2箇所の仮設団地で救命講習会を先月に引き続き行いました。
愛島東部仮設団地では26名、植松入生仮設団地では27名の住民の方が参加されました。暑い中、熱心に取り組んで頂き、救命に対する関心の高さを感じました。

愛島東部 2013,8,5
↑植松入生 2013,8,9

今後も仮設住民の方の状況や時節に合わせた健康教育講座を行う予定です。

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~救命講習会の講座が終わりました~

東部団地では8月5日10時~11時30分に救命士3名による研修を実施しました。参加者住民26名中10名が男性ということで、集会所の中に活気がありました。救命士による心肺蘇生法の実技のあと住民が2つに分かれ、指導を受けながら行いました。中には、胸骨圧迫部位がずれている方もいましたが、笑いの中、正しい位置を教えてもらいました。質疑応答では、AEDの期限や点検などについて質問していた人もいました。また集会所にもAEDはあるのですが、夜間は閉まってしまうので・・・という質問には、AEDがなければ使わなくていいから、まず倒れた人を見た場合は、119番をしてから周囲に大声を出して知らせる。そして、救急車が来るまで心臓圧迫を行う。さらに大事なことは、慌てないで、落ち着いて行動することの大切さを改めて痛感しました。
(庄司みね子)

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新しく仲間入りした3名の新人を紹介します!

8月1日より財団のパイロット事業に参加させていただいております。平成23年6月から8月まで在籍していましたが、諸事情により今まで離れていました。
実は我家は津波での被害はなかったのですが、地震で壊れてしまいました。実家も福島原発の事故による放射能被害で、やっと除染が始まろうとしています。
そんな事もあり、仮設住宅の訪問看護事業に深く共感し、名取事務所にもどって来ました。
名取事務所は、陽だまりのような場所です
皆、日々被災者に寄り添った活動を心がけています。7月~8月にかけ各仮設住宅で救命講習会が行われました。消防署の方の協力を得て、住民の皆様と一緒に心肺蘇生法やAEDの使い方を学びました。住民の皆様も真剣に取り組んでおられました。
今後とも色々な活動を通して共に住民の皆様と前へ向かって進んで行きたいと思います。
(小野恵子)

名取市に住んで8ヶ月になります。
まだ自分の中では、これからどうなるんだろう!健康は大丈夫だろうか?・・・なのに、こんなにのんびりしていていいの?と自問自答していた時、「どっと、なとり」の方から声をかけていただき財団の仕事に出逢いました。内容を聞きながら、財団の努力や活動は、言葉や文章では表せないほどだったと推察しました。
私は看護師という職業を通して

  1. 声をかける勇気
  2. 一歩踏み出す勇気
  3. 1人ひとりの立ち場に立つ勇気

を、自然と共存しながら生活していけたらと思いました。
仕事は楽しく、不安でもありますが、スタッフの協力を得ながら学び進んで行こうと思います。今後共、どうぞよろしくお願い致します。
(大石トキ子)

「温かく見守る」
大震災から、もう二年半が過ぎようとしていますが、仮設住宅での生活を余儀なくされている被災者の皆様は、なかなか進まない復興に苛立ちを感じ、長い仮設住宅の暮らしにストレスを感じていらっしゃる方も多いのではないかと思われます。
私は、訪問看護活動というものに携わって間も無いので、まだ解らない事だらけですが、先輩の皆様がこれまで築いてきた住民の方々との信頼関係を大切にしながら一軒一軒訪問させていただき、コミュニケーションを取りながら住民の方々の声に耳を傾け、必要な支援に繋いでいけたらと思っています。
私も名取市民の一人として、被災された皆様が、健康で一日も早く元の安心な生活に戻れますように心より願いながら、訪問看護活動をとおして、温かく見守っていきたいと思います。
(渡邉信子)


7月の活動報告

<救命講習会の開催>

本年度7月から名取市消防署救急救命士に講師を依頼し「救命講習会」を各仮設で開催している。その理由は、美田園第2仮設に住む70歳男性が、集会所前で突然倒れ意識不明の男性を発見、直ちに119番通報し、その男性を安全な場所へ移動させると、脈をみて脈が触れなければAEDを持って来ようと思ったと話したことにある。
集会所にAEDを設置した際、使い方の説明はされたと言うが、特に美田園第1仮設の住民からは、「使い方を教えて欲しい」との要望が多かった。いざと言う時に使い方がわからなければAEDを設置している意味がないと判断し、早速、名取市消防署に「救命講習」を申し込んだ。
救命講習は、心肺蘇生法とAEDの使い方について、本来は3時間コースを1時間30分に凝縮した内容になっている。「人が倒れていたらどうするか」安全確認・出血確認→意識の確認→人を呼ぶ→胸骨マッサージを救急救命士が説明し実際にやって見せる。その後、住民がグループに分かれて人形を使い実習する。「胸のマッサージは、間違いやすいのですが・・・胸をもむのではなく胸骨を圧迫するのですよ」と笑いを取りながらの講習会は楽しい雰囲気となった。
美田1では自治会長自らが、仮設の各班から3名ずつ講習会に出るように指示し、35名(男10女25)の参加となった。
美田2では、70~80歳台の高齢者が15名(男4女11)参加した。
美田3では、日中働いている方にも参加してほしいと、自治会長が夜の開催を希望され、救命救助係長 丹野氏の計らいで午後7時から行われることとなった。集会所は狭く、寿司詰め状態の暑さの中、講師の救命士は汗まみれで奮闘された。参加者は12名(男1女11)、うち女子高校生2名の参加は会を盛り上げた。
「大変勉強になった。習ったことを生かして行きたい」と参加した住民は笑顔で話した。
2分以内に何らかの救命処置をすると救命率50%、何もしないで救急車を待つ(平均到着時刻8分)と15%の救命率になると言われている。いざと言う時のために、救命の知識と技術、勇気と落ち着いた行動がとれることが重要である。どの仮設においても真剣に学ぶ住民の姿があった。大切な人や家族の命は自分が守るという思いを感じた。
本年の看護目標の一つは、「健康教育等を通して自治会を支援すること」である。住民に寄り添い見守りながら、住民同士がつながり助け合って生き抜いていけるように支援していきたいと思う。
(相澤 ミヨ)

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↑美田園第1仮設集会所にて

~救命講習会に参加して~
救命士の方の詳細な説明と笑いを交えた内容が、とてもわかりやすく勉強になりました。住民の方の理解も深まったと思います。美田園第1仮設住宅の住民の方々の関心の高さには、驚きました。住民の団結の強さ、何かあった時は、自分たちでどうにかしようという強い気持ちを感じました。
それぞれ美田園第1,2,3仮設住宅の救命講習会を通して、若い方から年配の方まで、たくさんの方の参加がありました。
私も5月から訪問活動に参加させてもらっていますが、まだ会えていない方がたくさんいらっしゃいます。今日の講習で、初めてお会いした方も多かったのですが、胸骨圧迫、AEDの使い方の実践でまわりの方とお話でき、少し、住民の方々との距離が縮まったように思いました。私自身、とても有意義な時間を過ごすことができました。
今回学んだことを、今後に生かしていきたいと思います。
(看護師;藤村 静香)

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<認知症サポーター養成講座の開催>

7月23日に愛島東部仮設団地集会所で、認知症サポーター養成講座を行いました。20代~80代の28名の住民の方が参加されました。
はじめに、認知症キャラバンメイト高橋ふみ子先生(特別養護老人ホームうらやす介護係長)に「認知症とは」「認知症への対応」についてわかりやすい内容でご講話を頂きました。
また、「寸劇から学ぶ認知症」と題し、名取市保健センター伊藤恵子歯科衛生士、愛島東部の3名の仮設住民の方にもご出演頂いて、認知症患者への対応をまなぶコントを行いました。住民の方は、伊藤氏のパフォーマンスや同じ仮設入居者である住民の演技に大笑いしながらも、多くの方が「大変勉強になりました」と感想を話されていました。 最後に、伊藤氏の指導のもと「ロコモ体操」を行いました。

↑認知症キャラバンメイト高橋ふみ子先生
↑左から仮設住民の鈴木淳子さん 保健センター伊藤恵子歯科衛生士
名取事務所スタッフ庄司みね子 仮設住民の遠藤幸二さん
↑仮設住民の玉田睦夫さん
↑出席された仮設住民の方々
↑ロコモ体操の様子

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寸劇に参加したスタッフの感想

~認知症サポーター養成講座を終えて~
名取事務所のリーダー看護師、相澤さんの挨拶をかわきりに、オレンジメイトの高橋さんの講話がありました。高橋さんはパワーポイントを使い、実にわかりやすい話をしてくださいました。声も聞きとりやすかったので、高齢者の方も頷き