日本訪問看護振興財団BLOG

2011年11月11日

●報告:神戸の療養通所介護「在宅緩和ケアセンターデイほすぴす」市橋様から

療養通所介護での泊まりのニーズは高く、療養通所介護にきていただいていたALS重度の方が、状態低下し職員が付き添って泊まることになり、深夜そのままお亡くなりになりました。当事業所は、泊まりになったときは自費で請求することもできませんので、実績も現れませんが、重度者に看護職関係者と連携して手厚くケアをします。

報酬改定の時期ですが、介護保険のデイサービスに近づくのでなく、通所看護として高く認めていただきたいと願っております。

泊まりでお見送りした事実を報告したく、メールいたしました。

 彼は、スナックがひしめく雑居ビルのトイレ含めて3畳ほどの一室が自宅でした。

身よりがなく生活保護で、独居でした。そんな方がALSになって日々身体が動かなくなっていく不安の中、天井をみつめて、ヘルパー、訪問看護が数時間おきに身の回りのケアをしていった1年間でした。

訪問看護は当然ですが、大学院生の理学療法士、作業療法士たちが、動作方法や自助具の考案で介入しましたが、経過とともに、吸引や栄養注入、口腔ケア、そして呼吸器をつけるかと意思決定の支援をしておりました。ケアマネや生活保護担当者は、入院を常に希望しておりましたが、本人はそんな狭い自宅でも、在宅を希望しました。

在宅医も看護師、PTOTの医療従事者も入院の必要もないと考えていました。療養通所介護で、同じ病気でBIPAP装着している利用者さん、気切でLTV装着利用者さんと交流を持てることを意図し、1日の長時間ケアの中でBIPAP装着の練習をしたり、どう過ごしていきたいかを話し合う時間を計画して持っていきました。

毎週、治療方針、ケア方針についてはカンファレンスで話し合い、若い医療従事者は本当によい学びをさせていただいたと思われています。

深夜までスタッフやヘルパーさんなど関わってきた人が面会し、苦しむこともなく穏やかに息がとまりました。

亡くなってやっと自由に、楽になったように思います。PTの、「○○さん、今頃、馬券買いに行ってるやろなあ」という言葉にみんなうなづきました。

生きている時間をどのように過ごし、関わったかによって、その看とりから、学び、忘れられない人になっていきます。

訪問看護の前提があって、療養通所介護で長時間最期まで関わったことは、スタッフや他の利用者さんと共通の思い出となって、改めて、看護の醍醐味を感じました。

それも、最期の瞬間が苦しそうでなかったということに全てが助けられたと思います。

2011年10月12日

●『「療養通所介護」の障害者自立支援法適応について』要望書提出

平成23年10月5日、厚生労働省社会・援護局 局長 山崎 史郎 氏宛に療養通所介護推進ネットワークから標記の件に関する要望書を提出致しました。
内容は下記リンク先ファイルをご覧下さい。

2011年6月 3日

●平成24年度診療報酬・介護報酬同時改定における「療養通所介護」の要望書提出について

 平成23年5月26日、厚生労働省老健局長 宮島俊彦氏宛に療養通所介護推進ネットワークから要望書を提出致しました。


内容に関しましてはこちらをご覧下さい。

2011年3月16日

●岩手県花巻市の療養通所介護事業所「かえん」平澤利恵子さんより

この度の災害に対し、たくさんの励ましの連絡をいただきました。本当にありがとうございます。
おかげさまで当事業所は大きな被害はなく、なんとか生活しています。
沿岸の被害が大きく、現在救助された方々がぞくぞくと内陸の病院に搬送されています。
被災者の皆さんのお話を聞くにつけ、涙が止まらなくなります・・。
地震直後から停電になり、人工呼吸器を装着した利用者様が帰宅できなくなりました。
入院も不可能な状態だったため、療養通所室に2泊していただきました。
人工呼吸器装着者3名の受け入れは大変でしたが、療養通所を開設していて本当に良かったと思います。
「ここがなかったら、死んでたね・・」と利用者様の御家族に言われた時、今までの苦労が吹き飛びました。
岩手だけではなく、各地で災害が発生しています。
被災地の方々、お互いにこの難局を乗り切りましょう。
いつかきっと復興できますよね。
このような状況なため、たぶん総会には出席できないと思います。
ご迷惑をおかけしますが、宜しくお願い致します。

2010年7月23日

●第5回療養通所介護推進ネットワーク研修会及び総会を開催

平成22年4月25日、東京都看護協会で第5回療養通所介護推進ネットワーク研修会及び総会を開催しました。参加は約60名で活気のある時間を持つ事が出来ました。平成22年3月末現在で療養通所介護事業所は64事業所(WAMNETより検索)当ネットワークの会員は7月現在で51事業所(個人会員含む)となりました。

研修会では聖路加看護大学の山田雅子先生をお招きして「療養通所介護事業所の今後について」をお話しいただき、今後の報酬改正に向けての課題等について皆で討議する機会をもちました。

総会では、当ネットワークの代表の交代により下記の通り新役員体制を承認頂き、同時に事務局も移転しております。

新役員

役名

氏名

所属

代表

安藤眞知子

在宅ケアセンターひなたぼっこ

副代表

上野幸子

佐賀県看護協会療養通所介護事業所

副代表

岩間慶子

青葉区メデイカルセンター通所センター

副代表

織田知美

大阪北ホームケアクリニック

監事

上野佳子

(社)全国訪問看護事業協会

監事

佐藤美穂子

(財)日本訪問看護振興財団

監事

廣田玲子

前 愛媛県看護協会会長

顧問

当間麻子

在宅医療推進会

会計監査

石田けい子

済生会訪問看護ステーション なでしこハウス

会計監査

菅原たつ子

療養通所介護 さくらまち

 ブロック長

北海道・東北ブロック

平澤利恵子

療養通所介護事業所かえん

関東・北陸ブロック

岩間慶子

青葉区メデイカルセンター通所センター

中部・近畿ブロック

市橋正子

在宅緩和ケアセンターデイほすぴす

中国・四国ブロック

佐久間美保子

広島県看護協会療養通所介護事業所「こい」

九州・沖縄ブロック

上野幸子

佐賀県看護協会療養通所介護事業所

 

療養通所介護推進ネットワーク 事務局

790-0924 愛媛県松山市南久米町600-8

TEL:090-6889-4158(安藤携帯)

    090-6889-0371(織田携帯)

FAX:089-955-6772

eメールryouyou-neto@iris.eonet.ne.jp

2010年3月18日

●「けあサポ」に療養通所介護の紹介記事掲載

中央法規出版のサイト「けあサポ」内「家庭介護サポーターズ」の1コーナー「ケアサポ's eye」で「医療と介護をあわせたデイサービス「療養通所介護」(3回シリーズ)」が紹介されます。ご覧ください。
医療ニーズも介護ニーズも併せ持つ要介護者やその家族の方が、お住まいの地域でご利用できるように療養通所介護がさらに増えることを願っています。
日本訪問看護振興財団では、平成21年度の調査研究において、制度・報酬上の影響及び潜在ニーズの調査を行って、利用者ニーズに対応したサービス提供のあり方を検討しています。なお、本調査研究のあらましは4月中旬に財団ホームページ上で紹介予定です。

2009年7月15日

●「療養通所介護事業の効果的な運営に関する調査研究事業報告書 (平成21年3月:日本訪問看護振興財団)のあらましをご紹介

平成18年4月から介護保険制度においてスタートした「療養通所介護」ですが、平成21年4月現在、64か所がサービスを行っています。重度要介護者で医療ニーズのある方へ通所サービスを提供して、ご家族をはじめ医師やケアマネジャーの皆様から高く評価されています。今後、在宅療養者が増加するなかで、サービスを充実させるためにどう対応すればいいのか、報告書では、事業の概要と共に提言を行っています。 報告書の概要はこちらでご覧になれます。
また、報告書をご希望の方はこちらをご参照ください。
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