訪問看護等在宅ケアの普及を図り、人々が自分らしく生ききる社会の実現に貢献します。

平成14年度研究・開発事業

平成14年度研究・開発事業

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平成14年度  在宅痴呆性高齢者ケアに関する実態調査及びマニュアル等作成事業
厚生労働省老人保健事業推進費等補助金事業

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平成14年度  高齢者終末期ケア体制のあり方に関する試行事業
厚生労働省老人保健事業推進費等補助金事業
訪問看護ステーション制度は、現代のわが国における在宅での終末ケアを支える中心的な制度の一つであるが、具体的な支援体制には、ステーション間でかなりのばらつきがあり、在宅で理想的な終末を演出する体制はどうあるべきかの検討は十分なされていないという課題があることを、平成13年度の「終末期ケア体制のあり方に関する研究」において明らかにした。そこで、本事業では1)高齢者終末期ケアに積極的に取り組む訪問看護ステーションになるためのガイドを作成し、これを基に各ステーションがケアの内容を検討できるようにすること、2)訪問看護師自身の自己革新を通して実践の場に変化をもたらすことを意図してミューチュアル・アクションリサーチを用い、ケアの質を高めていく施行事業の過程を示すことの2点についてまとめた。各ステーションが高齢者終末期ケアへの取り組みを始めるための、一つの指針となることを期待する。

検討委員長: 北里大学 看護学部 教授  遠藤 恵美子
 

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平成14年度
人工呼吸器装着等医療依存度の高い状態の長期療養者の24時間在宅支援システムに関する研究
厚生労働省老人保健事業推進費等補助金事業
医療法改正に伴い、医療処置を必要とする在宅療養者が増えている。一方で、医療依存度の高い状態で在宅療養する人々に対するサービスは充分ではない。本研究事業は、人工呼吸器を装着するなどの医療依存度の高い在宅療養者ケアについて、訪問看護を核とし医療・保健・福祉サービスを統合し、的確なサービスの推進およびITの利用等により、在宅療養支援体制充実を図ることを目的としている。今回は、在宅サービス提供実態を把握し、在宅サービスの課題と今後の展望を調査結果からまとめるとともに、最近開発された痰の自動吸引装置について試用し、臨床的評価を行い、まとめてある。

検討委員長:群馬大学 医学部保健学科看護学専攻 教授 牛込 三和子

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平成14年度
訪問看護ステーションにおける多機能設置モデル事業
平成13年度より2年にわたって施行した事業である。訪問看護ステーションが、看護の機能を活用したサービスをモデル実施して地域住民の多様なニーズに対応し、効果や運営条件等を検討した。昨年度は学校や高齢者福祉施設など、訪問看護ニーズや訪問看護師の活躍を広げ、14年度には地域特性や地域の諸サービスを勘案した事業展開のあり方を示唆することができた。今後、看護を必要とする人が活用しやすい訪問看護制度を整備していくことを期待している。

検討委員長:
東京大学大学院 医学系研究科 教授 村嶋 幸代

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平成14年度
訪問看護サービスの質向上に係わるガイドライン作成事業
診療報酬・介護報酬の改定や、介護・医療ニーズの多様化・高度化などにより、医療の量よりも医療の内容が問われる時代に移行してきている。今後、定額払い制度が導入されることで、ますます医療の内容に関心が高まり、医療というサービス提供の場において、提供されるサービスとその代価について厳しく問われる時代になるだろう。本事業では、訪問看護サービスの質向上のためのガイドラインを作成することを目的としている。報告書に掲載されている「自己分析・評価ガイドライン」により弱点が何かを項目で把握し、「改善ガイドライン」でその弱点項目の改善を図るための指針を得られるようにしている。本事業により訪問看護ステーションの質向上の一助となることを期待している。

検討委員長:日本医科大学 常務理事 岩崎 榮

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平成14年度
全国における訪問看護・家庭訪問サービス基礎調査
継続調査の第8回目の結果報告書である。訪問看護・家庭訪問の現状を、経年の変化も含めて把握することができる。将来、訪問看護・家庭訪問を担う学生や指導者、訪問看護師・保健師が、調査結果から現在の訪問看護・家庭訪問の特質やその内容を知り、今後担っていくべき役割について考える一資料として活用されることを期待している。
 

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平成14年度
第8回訪問看護・在宅ケア研究助成事業
  • 呼吸ケアが必要な利用者および家族への訪問看護援助の特徴に関する研究
    千葉大学大学院看護学研究科
    博士後期課程 新井 香奈子
     
  • 在宅ケアにおけるテレケアの評価に関する研究
    東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科
    博士後期課程 井上 千春
     
  • 地域における呼吸機能障害者の生活実態の把握と在宅支援方法の検討
    戸田中央看護専門学校
    小暮 智子
     
  • 在宅ケアにおけるテレケアの評価に関する研究
    東京医科歯科大学大学院保健衛生学研究科
    博士後期課程 井上 千春
     
  • 訪問看護ステーションから病院へ発信する在宅ケアに有効な連絡票モデルの開発
    群馬県看護協会訪問看護ステーション
    棚橋 さつき
     
  • 痴呆症状を有する高齢者の家族介護力評価に関する研究
    -家族介護力評価指標作成の試み-

    日本赤十字広島看護大学
    永井 真由美
     
  • 介護支援専門員における看護職の業務及び労働に関する研究
    岡山県看護協会 在宅支援推進委員会
    長安 つた子
     
  • 独自に開発した「噛む歯ブラシ」の歯垢除去効果
    明美歯科医院
    明美 佳子

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